スーパーステレオとは?
画期的な特長のかずかず

スーパーステレオは通常のサラウンドプロセッサやDSPプロセッサとはその考え方や理論が根本的に異なり、ダイナベクター社が15年以上の歳月を費やし完成させた画期的な音楽再生システムです

 スーパーステレオの原理は物理学の基礎に立ち戻り、音の伝搬を波動としてとらえ、この考えを音楽再生に発展させたものです。この全く新しい発想にもとずく再生方法は従来のオーディオの常識に反し数々の特長を有しています。

 今お使いのステレオ装置をスーパーステレオ化することで、音楽そのものがより一層楽しめるようになり、昔のLPから最新CDまであらゆるソースが生まれ変わります。

今あるステレオが簡単にスーパーステレオに大変身!!

 スーパーステレオアダプターSS-ADP-3は誰でも簡単にスーパーステレオを実現できるように開発しました。ADP-3と小型スピーカ2個を追加していただくだけで、いまあるステレオ装置が直ちにスーパーステレオに大変身。どなたでもすぐコンサート会場にいるようなリアルな雰囲気と迫力で音楽が楽しめます。

 ADP-3はシステムコンポ、ミニコンポからマニア所有の本格的ステレオ装置まで幅広く対応でき、容易にスーパーステレオを構成できます。

今までのオーディオへの投資が無駄になりません

 スーパーステレオはハイファイを追求したオーディオマニアにも十分ご満足いただけます。
いままでのオーディオへの投資が無駄にならず、その絶大なる効果は高価なケーブル、インシュレーターなどのアクセサリーとは一線を画すものです。

 音質の良し悪しはある程度フロントスピーカの再生音で決まりますので、長年に亘り磨かれた,好みの音や音質のクオリティをそのまま継承できます。聴く音楽によりスーパーステレオをON/OFFして使用されることも可能です。

驚くほどリアルなその臨場感!!

  スーパーステレオの目的は自然なコンサートホールでの「豊かな臨場感」とライブ音楽が持つ「リアルな実在感」をご自宅で容易に実現することです。特に通常のステレオ再生では埋もれてしまう微小音が驚くほどハッキリと聞き分けられ、その生々しさはまさに演奏会場にいるようで、音楽的感動や心地よい充足感が得られます。

 スーパーステレオは音楽再生を目的としていますが、DVDなど映像を伴うソースでも十分楽しんでいただけます。特に5.1サラウンドのような特殊録音されたソースでもOK。録音の方式は問わず、どのようなメディアでも録音された音の数々が鮮やかに再生されます。そのリアルさと迫力はホームシアターとしての機能も十分有しています。

サブウーファなしに重低音が再生できます

 スーパーステレオではサブウーファは必要なく、4個の小型スピーカだけで驚くほどの重低音が再生できます。これはスーパーステレオだけが持つ大きな特長のひとつで、その重低音はより自然で従来のサブウーファやバスレフポート(共鳴器)を利用したある種の不自然さを伴う重低音とは異なります。またサブウーファが必要ないので、ご家庭でその置き場所に頭を悩ますことはありません。

再生方式による重低音の差

  • スーパーステレオ方式
    スーパーステレオで再生する重低音はコンサートホールで生じる音の伝搬における分散現象を利用しています。このため実際のコンサートホールで体験するクラシック音楽の深ぶかとゆったりした重低音はリアルなかたちで再現できます。その反面ロック音楽のバスドラムなどタイトな重低音の再生は困難。

  • サブウーファ
    重低音を発生させる一般的な方法で大口径スピーカを強制的にピストン運動をさせる。ロック音楽のバスドラムなどタイトな重低音は容易に再生できるが、コンサートホールで体験するコントラバスのような地を引く重低音は再生が困難。

  • バスレフポート(共鳴器)
    スピーカ箱の一部に共鳴器を設け、このポートから重低音を発生させる方法。特定の重低音が強調される傾向にあるのでうまく設計されていないと不自然さを伴う。

5.1サラウンドや4CHステレオとは原理的に異なります

 スーパーステレオは5.1サラウンドやDSP、あるいは昔の4CH再生とは全く違うマルチチャンネル再生方式で、その原理が日英米独の特許を取得しています。再生方式の違いはおおよそ次のようです。

いろいろなマルチチャンネル再生方式

  • スーパーステレオ方式
    音楽再生を主目的にしたダイナベクター独自の再生方法。コンサートホールのような閉じられた大空間での音の伝搬現象を波動音響学的にとられ、この原理をオーディオ再生に応用した全く新しい再生方法。通常のマルチチャンネル再生方式では困難ないろいろな特長を有する。

  • 5.1サラウンド
    ホームシアターを主目的としたもので映画館の迫力や臨場感、特にジェット機などが空間を移動する感じをリアルに再現します。その効果を得るには5.1用に予めエンコード(符号化)されたソース(DVD等)が必要で、これをデコード(解読する)することでその効果を再現します。音楽再生にはやや不向き。

  • 4CH再生
    20年以上前に一時期市場に出回った再生方式。あらかじめ4チャンネル分の別々な音を録音しておき、この音を前後左右4個のスピーカで別々に再生する。たとえば演奏は前から、観客の拍手などを後ろから再生するなど。原理的に簡単である程度の臨場感(雰囲気)は得ることができたが、当時のLPレコードの録音技術上、音そのものがハイファイ再生に適していなかった。いまだに複数個のスピーカを使った再生方法をこれと混同されることが多い。

  • DSPサラウンド
    ディジタルシグナルプロセッサ(DSPプロセッサ)でいろいろな音場を演算する音場シミュレータの総称。世界の著名ホールやJAZZハウスなどいろいろな音場がプログラミングされており、ドルビープロロジックなども内蔵されていた。リモコン操作により機能が複雑且つ多彩過ぎ一般の人には使いこなすのが困難であった。音場シミュレートの方法が幾何学音響を基本にしており、スーパーステレオが波動音響学を基本にしている点が異なる。

 

マルチチャンネル再生方式の比較
項目 スーパーステレオ 5.1サラウンド 4CH(旧CD-4)
原理 波動音響学 特殊録音再生 4CH録音再生
必要スピーカ 4個 6個 4個
サブウーファ有無 不要 必要 不要
スピーカ設置条件 ラフでOK 制約が多い やや制約あり
初期設定 簡単 一般人には難しい 簡単
操作方法 簡単 機能が多く難しい 簡単
対応ソフト 古いLPからDVDまでOK 専用ソフト 専用ソフト(LP)
ハイファイ音楽再生 OK あまり適さない あまり適さない
将来の拡張性 あり なし なし
再生音 自然なりアル感 音像移動や迫力感 臨場感
普及度 現在無

 


スーパーステレオのTOPへ
ダイナベクターのTOPへ
MCカートリッジシリーズ
トーンアーム DV507MkII
Copyright (C)2008 Dynavector Systems, Ltd. All Rights Reserved.