世界のベストセラー・ハイCP高出力MCカートリッジ登場
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⇒ MCカートリッジ 10X5 MKII● ダイナベクターMCカートリッジの伝統と特徴のページもご覧ください。
ダイナベクターのMCカートリッジ10Xシリーズは1978年の発売以来、海外で多くの賞を獲得し、世界中のオーディオファイルから高出力MCカートリッジの定番モデルとして認知され、常にベストセラーモデルの地位を保っています。
10X5では強力なネオジム磁石を新たに採用しました。これによりフラックス・ダンパー及びソフト化マグネット(特許取得)の相互作用がより理想的になり、アナログの持つ音楽性が一層際立っています。
アルミ削りだしヘッドブロック採用により、ヘッドシェルへのリジッドな取付けを可能にしています。
MCカートリッジDV 10x5の特徴/構造/仕様
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世界の定番カートリッジ
10Xシリーズの特徴である赤いボディは25年以上の製造実績を誇り、ダイナベクター・カートリッジの代表モデルとして最も大量に生産され、また世界中のオーディオファイルに最も愛用されているMCカートリッジです。
高出力MCカートリッジ
高出力MCカートリッジは、ダイナベクターが開発した独特の巻線技術によりはじめて可能になるもので、超極細線を発電コイルを多数回巻くことにより、ヘッドアンプや昇圧トランスを必要としない2.5mVの出力電圧を確保しています。 高出力MCカートリッジはヘッドアンプや昇圧トランスが不要のため、これらのデバイスによる音の影響を受けず、低出力タイプよりむしろ有利な点もあります。 推奨負荷抵抗は1,000Ω以上で、通常は47KΩのアンプのMMポジションのPHONO入力端子に接続します。
独自の磁気回路理論(特許取得)
MCカートリッジの再生音に影響する磁束内の磁束(フラックス)変動の干渉を消去するフラックスダンパーと、サマリウムコバルト磁石やネオジム磁石などの強力な希土類磁石の内部抵抗を低減するソフト化マグネットが採用されています。 これによりMCカートリッジにありがちな"ハーシュネス"がなく、その再生音は自然且つスムースでアナログの良さを十分に堪能できます。
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ネオジム磁石新規採用
MCカートリッジ10X5では、従来のサマリウムコバルト磁石に替わり、更に強力なネオジム磁石を採用しています。 しかしエアギャップ内の磁束密度を強力にするだけでは、出力電圧はアップするものの、希土類マグネットの特長である磁気抵抗が大きくなり、結果として磁気歪が増加してしまいます。 そのためダイナベクターのMCカートリッジシリーズでは、これらの問題点を解決すべくフラックスダンパーとソフト化マグネットを搭載し、MCカートリッジにおける磁気回路の理想を追求しています。
幅広い適合性
アルミ削り出しヘッドブロックの新規採用により、ヘッドシェルへの強固な取り付けが可能です。 カンチレバーは丈夫なアルミニウムパイプを採用、スタイラスは楕円形状ムクダイヤモンド。 コンプライアンス12mm/Nと総重量7.5gは市場のほとんどのトーンアームに適合します。 推奨負荷抵抗は1,000Ω以上で通常はMM入力の47KΩで問題ありません。
- 型 式
- 高出力MCカートリッジ、フラックスダンパー、ソフト化マグネットの採用
- 出力電圧
- 2.5mV(at 1KHz,5cm / sec.)
- チャンネルセパレーション
- 25dB 以上(at 1KHz)
- チャンネルバランス
- 1.0dB 以下(at 1KHz)
- 周波数特性
- 20 - 20,000Hz(±2dB)
- コンプライアンス
- 12mm/N
- 針 圧
- 1.8 - 2.2g
- 直流抵抗
- 150Ω
- 推奨負荷抵抗
- 1,000Ω以上
- カンチレバー
- 6mm 長 アルミニウムパイプ
- スタイラス
- ダイヤムク楕円
- 自 重
- 7.3g