MCカートリッジシリーズ
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ダイナベクターMCカートリッジの伝統と特徴
ダイナベクターのMCカートリッジシリーズは、1978年から現在までの長きにわたって高い評価を受け続けています。特に磁気回路の性能には大きな特徴があり、特許技術であるフラックスダンパーとソフト化マグネット、磁場の安定力に優れたアルニコマグネットの採用、2024年に新たに開発された特殊焼鈍磁気回路など、優れた理論により開発されたMCカートリッジが世界中のアナログユーザーに愛用されています。
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DRT XV-1t
合計8個のアルニコマグネットを使用した磁気回路構成に加え、マグネット支持ボディに漆仕上げ竹集成材を採用。超高純度鉄を使用したコイルボビンは振動系質量を最小にするため十字型に精密加工をされています。ダイナベクターの技術を全て詰め込んだ最上位モデル。
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DRT XV-1s
アルニコマグネットを8個独立配置した独創的かつ画期的な磁気回路を採用し、巻線コイルのそれぞれに安定した磁力を供給するための磁気イコライザーも搭載。黒檀削り出しによるマグネット支持ボディを使用したダイナベクターを代表するMCカートリッジ。
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Te kaitora Rua
XVシリーズに採用されたアルニコ磁石と磁気イコライザーを引き継ぎ、開放的な構成のチタンボディによって実現されたニュートラルな再生音は、分解能とスピード感にとみ、音楽のジャンルを問わずレコードの持つ情報をリアルに再現します。
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DV XX-2A
磁気ヨークの素材である純鉄の特性をさらに高めるために、新開発の特殊磁気焼鈍技術を採用。新しい理想的な磁気回路により、歪の無い優れた解像力、のびやかな広域の表現、音場空間の広がり、音質の全てが飛躍的に向上しました。
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DV XX-2 MkII
安定した磁力を供給するアルニコ磁石と巻線コイルによるフラックスダンパーを採用するなど、ダイナベクターならでは技術を詰め込んだ定番モデル。磁気回路をカバーするハウジング構成により、取り扱いのしやすさも兼ね備えた使いやすいMCカートリッジです。
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KARAT 17DX
長さ1.7mmという極短長のダイヤモンドカンチレバーを採用する事により100kHzに及ぶ比類なき高域共振周波数を達成。広い周波数域にわたり完全にフラットな周波数特性で、他のカートリッジとは別次元のアナログ再生を実現しました。
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DV 20X2A-H/L
堅牢なアルミ合金ボディ、硬質アルミカンチレバー、マイクロリッジ針先を採用したダイナベクターのベーシックモデルです。磁気回路には、歪みが少なく安定した磁気特性を持つ純鉄を採用。さらに、磁気焼鈍工程の最適化に重点を置いた特殊焼鈍処理を施しています。
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DV 20X2-H/L
高剛性のアルミ削り出しボディとアルミパイプカンチレバーを採用したハイコストパフォーマンスモデル。高出力モデル(20X2H)と低出力モデル(20X2L)のバリエーションがあり、高出力モデルはMMポジションで使用可能なMCカートリッジになります。
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DV 10X5 MkII
高出力MCカートリッジとして1978年に登場して以来、世界中で人気を誇る10Xシリーズの最新型です。伝統の赤いボディに高剛性のアルミ削り出しヘッドブロック、アルミパイプカンチレバーとシバタ針タイプIIIスタイラスを採用しています。
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DV 10X5 MkII LOW
初めてMCカートリッジを使う方にもおすすめのエントリーモデル。やや高めの出力電圧0.5mVはエントリークラスの昇圧トランスやヘッドアンプとの相性も良く、MCカートリッジならではの魅力を存分に堪能頂けます。
トーンアーム
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DV 507 MkII
水平方向に動作するメインアームと垂直方向に動作するサブアームの独立した2軸を持つ質量分離型トーンアーム。あらゆるカートリッジとのマッチングに優れ、低域から高域まで広い帯域で圧倒的なまでの性能を発揮します。
フォノケーブル
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CP-1
パワフルなサウンドは勿論、楽器の奏でる繊細な音色やボーカルの微かな息遣いまでも伝える圧倒的な解像力、ライブハウスの雰囲気やコンサートホールの広がりをも再現するダイナミックな臨場感を実現するフォノケーブルです。低域から広域までバランスが良く、不要な色付けを廃したケーブルなので、ダイナベクターカートリッジだけでなく他社フォノカートリッジ、トーンアームとの組み合わせでも最高の性能を発揮します。
MC昇圧トランス
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SUP-200
高透磁率のコアとOFC線材を使用し、含侵処理を施した高品質なMC昇圧トランスです。ミューメタルケースによる二重の磁気シールドに加え、厚いアルミニウムのシールドケースにより徹底したシールドを実現。端子にはロジウムメッキを採用しています。