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モールトン専用

オフセット中空(ダブルウオール) リム登場!!

17インチと20インチのモールトン専用リムがデビューします

前輪用、後輪用で形状が異なります。後輪はオフセットタイプにつき、
 左右スポークのテンション差が少なくなり、ホイール強度が増します。

今までのリムより10グラム軽量で高強度、空気抵抗も軽減されます。

17インチと20インチがあります。穴数は24,28,32から選択できます。

リム幅は今までのものと同じです。

ホイール交換、リム組みは、モールトン取り扱いの各専門店にご依頼下さい。

詳細はこちら

 オフセット中空(ダブルウオール)リム
オフセット中空(ダブルウオール)リム  オフセット中空(ダブルウオール)リム
上が前輪用、下が後輪用

開発秘話

 ダブルパイロンがデビューした時、何人かの方から「フレームがここまで進化すると、もうちょっと気の利いた車輪をつけたいですね」という御意見を頂いた。たしかにモールトンの車輪はほとんど進化していない。カーボンホイールや極小スポーク数ホイール全盛にあって、シルバーのアルミリムに普通のスポークというのは時代から取り残された感は否めない。 この点、恐る恐るモールトン博士に進言した。

 「カーボンホイールの需要が高まってますが.......」すると以下の返事。「カーボンホイールはロードノイズを増幅してしまう。また横風にも弱い。これはウチが1987年のアメリカ大陸横断レースに出たときに問題になった。それからブレーキシューがカーボンに直接当たるというのも気持ちが良いものではない。スポークの数が少なすぎるとリムは変形してしまうのではないか?そもそもウチの自転車は静かに滑らかに走るシルキーライドを旨としているから、あの増幅されたノイズは到底許されるものではない。流行遅れに見えるかもしれないが、私は既存のホイールで満足している。」 言下に否定された。

 ただ個人的には昔からモールトンの後輪のスポークの「オチョコ」、つまりギアカセット幅が大きいモダンハブがもたらす左右のスポーク長の違い、つまりテンションの不均衡には不満を感じ続けていた。小径になればなるほど、この問題は深刻なのだ。最近常識になりつつある後輪スポークのオフセット化だけでもモールトンに取り入れられないか?この点はモ博士も同意見だった。

 オーストラリアのリムメーカー、Velocity(ヴェロシティー)はモールトンの20インチのリムを作っている。彼らの最新カタログを眺めていたら、いくつかオフセットリムが出ているのを発見、さっそく問い合わせてみた。「369(17インチ)と406(20インチ)のサイズでモールトン用にリムを作ってもらえるか?」

 「OK」の返事。ただ17インチのほうは小さすぎて、既存の曲げ用治具では出来ないので新たに治具を作る必要がある、とのこと。コストが余計にかかるらしい。でもどうしても欲しいのだからしかたがない。それでも計算してみたら17インチの既存のモールトン自社製リムより安くできることが判明、モ博士にも了解をとり、早速発注のハコビとなった。

リム幅は既存のリムと同じにした。そうしないとタイヤの取りつけサイズが変わってしまい、ブレーキが当たったりする問題が出るからだ。なにより繰り返し実験して到達したリムサイズには、モ博士にもこだわりがある。絶対に幅を変えてはならないという指示に従った。

 出来あがったリムが届く。とにかく軽い。ダブルウオールの空洞断面なのに、既存のシングルウオール断面より軽いのに感心する。精度も一級品だ。まずオフセットに期待の高まる後輪から、用意しておいたハブに組みつけてみる。左右のスポーク角度がほぼ同じになり、ルックス的にもいかにもモダンな感じに仕上がった。スポークが短くてすむ分のわずかな軽量化も達成しているはずだ。

 あたらしいIRCのタイヤを装着、走ってみる。リムが硬くなったぶん、路面の情報がよく伝わる感じがする。そしてあきらかに滑らかに転がるのもわかる.......。今までのものは車輪の存在感が不明瞭だった気がする。シュアでシャープなフィーリングで安心感が増したと言って良いだろう。

(文責:富成次郎)

 素晴らしいリムを今までより安くご紹介出来るようになりました。モールトンの隠されていた性能がまたひとつ最大限発揮できるようになったのです。ぜひ多くの方に味わっていただきたいと思います。

 なお今後、このリムは全てのAMシリーズの標準装備部品になります。モールトン自社製の旧リムは生産中止の模様です。


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