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DV DRT XV-1s

アナログの限界を超えた!独創的な磁気回路

ダイナベクターXV-1s ダイナベクターXV-1シリーズ ダイナベクターXV-1外観

XV-1からXV-1sへ

従来ダイナベクターが開発してきたMCカートリッジ、例えばKarat17D2MKII、NOVA13D等においては、CDを凌駕するその良質の音楽再生能力は世界中のオーディオファイルから、高い評価と熱い支持を獲得してきました。しかしこれらのカートリッジ設計では、主に振動系の軽量化やその素材の改良により各種性能向上が図られてはいますが、磁気回路においては基本的にオルトフォン型の常識に従っています。
ダイナベクターでは過去数年に亘り、磁気回路における磁気特性がいかに音質に影響するかを理論的に研究し、フラックスダンパー、ソフト化マグネット(いずれも特許)とその研究成果を製品造りにいかしてきました。

ディジタル全盛の今日、DRT XV-1の開発では最先端のハードとメディアに比べ、それ以上の価値を確認、実証することからスタートし、XV-1で初めてエアギャプ内での磁気分布のリニアリティを考慮した今までにない画期的な磁気回路を完成させました。
この画期的な磁気回路を採用したXV-1は、発売するやいなや国内外のオーディオファイルや著名オーディオ誌から絶賛され、2001年度にはアメリカの伝統あるオーディオ専門誌アブソリュートサウンド・アナログ部門において栄誉あるゴールデンアワード(金賞)を受賞しました。

新バージョンXV-1sでは更なる改良を加えるべき試作実験を繰り返した結果、より理想に近い磁束分布のリニアリティを実現するため、フロントヨークと磁気イコライザーにコストに捕らわれない高精密且つ複雑な切削加工を施しました。
その結果、再生音はより一層のリアル感に溢れ、各楽器群が鮮明に浮かび上がります。 またすべての周波数帯域において一段とスムースさが増しています。 この新設計磁気回路がもたらすスーパーアナログの世界。 その豊かな音楽表現と感動はディジタルソースでは決して味わえません。

  • 贅沢にも高価なアルニコマグネットを8ヶ独立配置
  • 従来の磁気回路設計の常識を打破る独創的、且つ画期的な磁気回路
  • より理想的な磁束分布を実現した磁気回路部品の採用

理想を追求した磁気回路構成

XV-1t各部名称

V字型のフロントヨークとリアヨークの間に円柱アルニコマグネットを4個、さらにポールピースに相当する部分に円柱アルニコマグネットを4個、合計8個のマグネットを配置しています。更に特殊加工した磁気イコライザーを加えることにより、エア・ギャップ内での磁束分布のリニアリティーと直交性は通常の磁気回路に比べ、かつてない程の改善が図られています。またフロントヨークには発電コイルの振動による磁気の動的な磁束変動を緩和するフラックスダンパーを装備しています。

特徴/構造/仕様

XV-1s特徴/構造/仕様

精密加工磁気回路

アルニコ・マグネット8ヶで構成されたV型磁気回路は精密な機械加工が施され、磁束の連続性をも考慮されています。また磁気回路全体も精密加工された黒檀ブロックにより高剛性化され、固有な音色の発生を抑えています。 磁気ギャップ内の磁束は、8ヶの小口径アルニコ・マグネットと磁気フラックス・イコライザーの作用により、その分布のリニアリティーと直交性はかつてない程の改善が図られています。また動的な磁束変動に対してはその変動を緩和するフラックスダンパーを装備しています。

磁束分布のリニアリティ

いままで見過ごされていた磁気回路の不完全さに注目しました。すなわちオルトフォン型MCの磁気ギャップにおける磁束分布のリニアリティー及び、超高エネルギー積を持つ稀土類マグネット特有の急峻なB-Hカーブの音色に与える影響を再検討し、全く新しい磁気回路を開発、決定しました。 XV-1sではXV-1での考えを更に発展させ、フロントヨークと磁気イコライザーにより理想的な磁束のリニアリティが得られるよう複雑且つ精密な加工を施しています。

手造り品

DRT XV-1sはそのひとつひとつが、この道25年以上の熟練した技術者により入念な調整と試聴の基に組上げられる手造りカートリッジです。このようにXV-1sは、ダイナベクターの長いMCメーカーとして経験と理論的考察により結論付けられた製品であり、全てのアナログレコードに新しい命を与え、その重厚・濃密な音楽再生は他のデジタル再生に優るものとして、自信を持ってお薦めします。

その他の特長

  • カンチレバーには現在最も総合特性の優れたφ0.3mm径ソリッドボロンを採用
  • 発電コイルには各種線材を吟味の上PCOCC線を採用し0.3mVの出力電圧を確保
  • XV-1sではマグネット支持台に黒檀を使用し音質のトータルバランスを更に改善
  • ヘッドアンプの推奨負荷抵抗は30Ω以上、昇圧トランスは5Ω前後のものを使用してください
  • 針カバーを標準装備

仕 様
VX-1t仕様
型 式
低出力タイプMCカートリッジ
マルチアルニコマグネット
フラックスダンパー装備
出力電圧
0.3mV(1KHz, 5cm / sec)(1KHz)
チャンネルセパレーション
30dB以上(1KHz)
チャンネルバランス
1.0dB以下
周波数特性
20 - 20,000Hz(±1dB)
コンプライアンス
10×10 - 6cm/dyn
針 圧
1.8 - 2.2g
インピーダンス
R=6 Ω
推奨負荷抵抗
30Ω 以上
カンチレバー
6mm 長 φ0.3mm径ソリッドボロン針
スタイラス
PFラインコンタクト
曲率半径 7×30ミクロン
自 重
12.6g